子供が小学生になった年から始めた我が家の自転車の旅。3年かけて下関まで行った自転車の旅を、おすすめのスポット・ルートなどをまじえながら紹介していきたいと思います。
我が家の体験が、みなさんの参考になればうれしいです。
今回は、自宅のある愛知県から滋賀県の琵琶湖までの自転車の旅を紹介します。
1.今回の概要
1.1 工程
8月初旬。1泊2日の旅。
今回は私の「自転車で琵琶湖に行きたい」と、子供の「キャンプに行きたい」の2つを一緒に行いました。
①1日目
・昼:自転車で自宅から道の駅・近江母の郷まで。距離は約60km。
・夜:オートキャンプ場でキャンプ
②2日目
・キャンプ場のアスレチック
・醒井養鱒場
1.2 自転車のルート
自宅~木曽川・濃尾大橋~国道21号~道の駅・近江母の郷。
計画ルートは下記ですが、実際にはあちこちルート変更しました。
2.自転車の旅、開始!
当日の朝、天気は快晴。
息子は自転車の旅を楽しみにしていたため、AM6時に飛び起きてやる気満々。
まずは自宅から木曽川・濃尾大橋を目指します。濃尾大橋までは約10km。
AM6時半、先発は父・息子ペアで自宅を出発。濃尾大橋までは自宅に近く、車で何度も通っている道なので特に心配はありません。
コンビニでおにぎりを買って食べたりしたため、濃尾大橋までに2時間近くかかりました。
ここを渡れば岐阜県です。
ここまでは、親子ともにはじめての経験で、物珍しさもあって快調に進みます。
3.木曽川・濃尾大橋~岐阜県・大垣市
木曽川・濃尾大橋からは羽島市・大垣市を横断します。
岐阜県に入ったあたりから、子供にとってははじめての長距離で疲れている様子。そのため、休憩を多くとりながら進んでいきます。
休憩のためにセブンイレブンに立ち寄ったところ、ここで子供のやる気がアップするラッキーアイテムを発見!! それは人気アニメの「スタンプラリー」で、スタンプを集めてシールやクリアファイルなどがもらえるキャンペーンです。これは親にはうれしい、お金がかからない子供のやる気アイテムになりました(⌒∇⌒)
おすすめアイテム:スタンプラリー
当時、コンビニでは毎年のようにポケモンやプリキュアなど、何らかのスタンプラリーやっていて、子供にとっては楽しみができ、また、ちょうどいい休憩にもなりるため、よく活用していました。
おすすめスポット:大垣市
大垣市は水の都と呼ばれていて湧き水スポットが多くあり、大垣駅周辺にも多くあります。
詳しくは、大垣市のホームページに湧き水マップがありますので確認してみてください。
わくわく湧き水マップ~湧き水紹介~ | 大垣市公式ホームページ/水の都おおがき (ogaki.lg.jp)
また、大垣市は水まんじゅうが有名です。あっさりとした餡の甘さとつるりとした食感でとても美味しいです。有名なところとしては、金蝶園総本家や餅惣が大垣駅の近くにあります。
大垣の水まんじゅうランキングTOP7!おすすめの人気店を厳選! | TRAVEL STAR (travel-star.jp)
湧き水や水まんじゅうでゆっくり休憩するのもいいと思います。子供も十分楽しめ、リフレッシュにもなります。特に暑い日にはおすすめです。
4.岐阜県・大垣市~岐阜県・関ケ原
大垣市を抜けてからは国道21号で琵琶湖を目指します。
大垣市でようやく母・娘とチェンジです。
息子はチェンジするとかなり疲れていたみたいで、車に乗るとすぐに寝てしまい、次に交代するまでの2時間ずっと寝ていました。3時間ほど走り続けたので、疲れてるのは当たり前ですが。。。
このあたりの国道21号は田舎道で、歩道もあってのんびり進むことができると思っていましたが、実際に行ってみると緩い登坂が延々と続き、かなり体力を奪われます。そのため、思うように進みません。登坂は想像以上にしんどいです。時間とともに気温が上がってくるので、ヘロヘロになります(◞‸◟ㆀ)
こういった時には、子供の調子に合わせて早めの休憩やチェンジが必要です。
そのため、関ヶ原でチェンジです。
普段運動をしていない私にはかなりしんどかったですが、息子は私より先に坂道を上っていきます。子供の体力にはほんと感心します。
おすすめルート:旧中山道
このあたりには国道21号に並行して旧中山道があります。
私は何気にわき道に入ったところが今須宿で、そこから旧中山道に入りましたが、もし知っていればはじめから旧中山道を選択していました。旧中山道は、私には新鮮だったし、子供にとっては安全だったので、このあたりを通るのでしたら、旧中山道がおすすめです。
旧中山道の地図は下記が参考になります。
旧中山道 | 旧街道地図・高低図 (gpscycling.net)
5.岐阜県・関ケ原~滋賀県・醒ヶ井
今須宿あたりからは登坂も終わり、柏原宿を超えたあたりから長い下り坂が続き、醒ヶ井駅までノンストップで行くことができて快適です。ただ、気をつけないと怖いくらいスピードがでるため要注意です。
おすすめスポット:醒ヶ井
醒ヶ井は中山道の醒ヶ井宿であり、また、街を流れる地蔵川は大変珍しい水中花「梅花藻(バイカモ)」で有名です。地蔵川の水温は年間を通じて14℃前後と安定しており、貴重な淡水魚である「ハリヨ」も生息しています。
我が家もお茶屋さんでお茶したり、川沿いを散策したりして、1時間ほど休憩しました。
子供はラムネのビー玉を取ったり、川の水を触ったり、自分で遊びを見つけて楽しんでいました。
真夏日だったこの日でもこの辺りは涼しく、梅花藻も見ごろで、疲れた体を癒してくれました。
6.滋賀県・醒ヶ井~道の駅・近江母の郷
醒ヶ井からはゴールまであと少しのため、一気にゴールを目指します。
醒ヶ井からの国道21号~国道8号は、米原IC手前から歩道が無くなりかなり危険なため、裏通りを進んで行く必要があります。
途中で1回交代をして、PM5:30頃に無事到着することができました。到着した時は達成感よりは、みんな「やっと終わった~」とういう感じでした。それでも無事に到着することができてうれしかったです。
おすすめスポット:道の駅・近江母の郷
道の駅・近江母の郷は湖岸沿いにあり、琵琶湖の美しい風景を眺めることができ、休憩場所としては最適です。ここは実際に自転車で琵琶湖一周「ビワイチ」をする人たちの休憩場所として多く利用されています。
道の駅・近江母の郷ホームページ
近江母の郷|滋賀県米原市の道の駅 (omihahanosato.jp)
この時は時間が遅かったため、ゆっくりすることができませんでした。。。
7.まとめ
以上、「愛知県から滋賀県・琵琶湖まで」を紹介してみました。
実際にやってみた感想としては、子供は小さくてもすごいな、ここまでできるように成長したんだなと感心しました。
醒ヶ井で休憩した時に、体力的にも時間的にも今日はここまでかなと思い、子供にこの先どうするかを聞いてみたら、「最後までやる」と言って、実際にゴールまで行くことができました。
この旅を続けると楽しいことばかりではなく、辛いことも多々ありますが、親子で同じ経験を共有するため、他では作れない貴重な思い出を作ることができます。
特に自転車中は親子の会話がはずみます。逆に言えば、会話以外にすることはありませんが。。。
まずは日帰りからでも、自転車の旅をはじめてみてはいかがでしょうか。